
こんにちはカズです。
今回紹介したいのは、うつ病と摂食障害についてです。
僕は大学中退後うつ病になり、その後摂食障害も引き起こしました。
心も身体もボロボロに壊れていきホントに辛い経験をしました。
その経験から今現在、仕事や人間関係で精神的に辛い人に伝えたいことを紹介します。
この記事を読んで少しでも辛い思いをしている人の気が楽になれば幸いです。
目次
うつ病について
このようなことがうつ病です。
僕自身、毎日気分が沈んでいてやる気は皆無でしたし、動くことも食事も会話もすべてが嫌で仕方がありませんでした。
「死にたい」「迷惑かけずにいなくなるには」「事故にあわないかな」
こんなことばかり考えて生きていました。
心の症状
・抑うつ気分
・どうしようもない焦り、不安感
・死にたい、消えたい
・趣味の喪失、喜びを感じない
・自分はダメな人間だと責める
・会話をしたくない、人に会いたくない
身体の症状
・睡眠障害
・食欲の低下
・疲労感、倦怠感
・体が異常に重い、痛い
・当たり前のことができない
このような症状から心と体にかなりの悪影響をもたらせます。これが毎日となってくると日常生活を普通に過ごすのは不可能です。このような症状がある場合は医者に診てもらうほうが良いと思います。
うつ病になりやすい人には共通点があり、
・几帳面で完璧主義
・まじめで優等生
・責任感が強い
・人当たりが良い
・周囲からの評価も高い
このタイプの人がうつ病になりやすく、自分の実力以上に頑張り、ストレスをため込んでしまい心を壊してしまう傾向があると思います。
僕もまさにこのタイプで完璧主義でしたが、鬱になってからは完璧より簡単な優先順位を決めて取り組むようにしました。
例
・食事をとってから読書をする。
・読書をして入浴してから睡眠する。
・起床後、顔を洗ってから着替える。
など、とても簡単で考えなくてもできる事ですが、鬱状態のときはできなかったので体調のいい日は優先順位を決めて生活するように心がけました。
まず一日でも早く医師に相談しましょう。
薬を処方されたなら十分に休養を取りながら薬に慣れていきましょう。
少し体調がよくなれば安定した状態を維持しつつ、周りの人とコミュニケーションをとってみましょう。
このようなイメージで治療には時間がかかるということを理解して、ゆっくりと階段を上るように治していきましょう。
また、薬の服用はすぐに辞めようとせずに、医師としっかり相談することも大切です。
僕は周りの人とコミュニケーションを取ることが長い間できなかったので読書をしてました。
その時のオススメの本を紹介しておきます。
人生をもっと気楽に生きようと思えますし、短文なので読みやすいです。
良かったら参考にしてみてください。
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摂食障害について
僕はいわゆる拒食症になり、その後過食症になりました。
自己誘発での嘔吐はしませんでしたが、下剤は服用していました。
症状としては体重や体型について感じ方が異常になり、痩せているのに太っているように感じ食事を制限しようとします。その反動から過食症になる人もいて、その場合大量の下剤を服用したり口に指を入れて無理やり嘔吐して体重の増加を防ごうとします。
また、痩せているのに活発に運動をして消費カロリーを多くしてさらに痩せようとしますが、すでに痩せすぎの場合、筋力低下、低血圧、心拍数低下、低体温、便秘と体への負担がすでにあるので運動が危険を伴うこともあります。
さらに、嘔吐や下剤を大量に服用していると電解質異常を起こしたり、腎機能異常もみられます。
精神面では鬱状態、不安、食へのこだわりが強くなったりします。痩せていることを実感して満足感は得られますが自尊心は低下していてまだまだ痩せようとし、それを周りの人に注意や心配、怒られるとその人たちとの関係が悪化することもあります。
ダイエットを機に発症することが多く、うまく体重を減らすことに成功した時の達成感や充実感プラス、周囲の人からも褒められるとさらに減量を追及して極端な食事制限や偏った食事を行った結果、低栄養素状態となり食事が怖くなります。
また拒食と過食の繰り返しで病気が長期化することもあり注意が必要です。
僕はダイエット成功から体重を増やしたくなくなり、毎日雨でも強風でもランニング30分。
お菓子、白米、揚げ物、カロリー記載の無いものは食べませんでした。
体への負担も大きく、髪が抜けたり貧血にもなり動くのが億劫でした。
一般的な症状としては、大量の食べ物を短時間で次から次へと摂取し、そのあとに食べすぎた行為を埋め合わせる行為を行うことが特徴です。
例えば、大量の下剤の服用、意図的な嘔吐、過度な運動や絶食をしたりです。
また過食を繰り返し行い、食べ物を摂取するときは比較的隠れて行い空腹でなくても苦痛になるまで食べようとします。
食べるものは人によって異なりますが、多くの人が脂肪分の多い甘いもの(アイスクリーム、ケーキ、ドーナツなど)を食べる傾向が強いそうです。
摂取カロリーは何千キロカロリー、何万キロカロリーといき、一日に複数回、過食を行う人もいます。
僕の場合は、菓子パンとアイスクリームが主でした。
摂取カロリーは計算すると7千キロカロリーが最高摂取カロリーでした。
神経性過食症の人の特徴として、自分自身の行動を深く後悔したり、罪の意識を感じたりする傾向があります。
そのため、過食の影響を軽減しようと下剤の服用や自己誘発嘔吐、過度な運動または絶食をします。
一般的に言われていることですが、
神経性痩せ症の多くは家族や周囲の人に相談しようとしませんが、神経性過食症の人は打ち明ける人もいます。
神経性瘦せ症の多くは自分の行為に自覚がありませんが、神経性過食症の人は自覚し後悔や罪悪感を抱く傾向があります。
神経性痩せ症の多くは社交的な行為を嫌がりますが、神経性過食症の人は社交的な傾向があり、アルコールの乱用したりうつ病になりやすいと言われています。
認知行動療法や家族療法などの心理療法が有効とされています。
薬を服用する薬物療法では一時的な精神的安心感はありますが、根本的な問題が解決はしないと思います。
本人が受診したくない気持ちはよくわかりますが勇気を出してご家族に相談の上、診療を受けてみましょう。
食事量については主治医に相談し、「食べたいけど体重の増加が怖い」といった戸惑いも相談しましょう。
僕も最初は不安でいっぱいでしたが、いきなり体重が増えることもない事を知って徐々に慣れていきました。
低栄養素状態で低体重だということを正しく知ることが治療の一歩です。いきなり三食しっかり食べるのは難しいと思うので、一日一食だけはバランスよく食べるなどすることからしてみましょう。
日本のうつ病
日本のうつ病患者数は年々増加しており、およそ96万人にも上るとされ、別の調査では19人に1人が生涯でうつ病を経験していると推定されています。このことから誰でもうつ病になりえますし、身近な病気だということがわかります。
さらに最近では10代から20代の心の病がある人が増加傾向にあります。
これは若手に求める仕事の質の向上(即戦力)と精神的に辛いことがあっても「自分が悪い」と考えるケースが増加したからにもよるのではないかと思います。日本人の「頑張らなければ!」や趣味を見つける暇がないほど仕事を頑張って「期待にこたえなければ」と思うことは素晴らしいと思いますが、辛いときは声を上げて表現したり趣味を発見するのも心を健康に保つ手段だと思います。
僕は幸い「筋トレ」と「料理」という趣味が見つかったので、なんとか鬱を乗り越えれました!
筋トレや引きこもっているときに考えたレシピを紹介しているので良かったら覗いてみてください!
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まとめ
僕が鬱になった時は、日常生活は普通に過ごせませんし、そこから痩せて拒食に陥った時は毎日「何を食べるか」「これは何キロカロリーなのか」考えて、体重が300g増えれば焦って断食をしてランニングしてました。
今思えば自己評価が極端に低くなっていたのが原因のように感じます。
読書や映画を見て少し体調が良くなってからは、「筋トレ」や「料理」を調べて正しくダイエットする楽しさや筋肉をつける面白さに出会えたのでなんとか普通の生活に戻れました(笑)
周りの人の協力を得ることは恥ずかしいことではないですし、仕事を辞めても死ぬわけではありません。
それよりも自分のことを一番に考えて休養を取りましょう。
ゆっくり、ゆっくりと普通の生活に慣れていくことが大切だと感じます。