摂食障害とは「うつ病から摂食障害になった経験から学んだこと」とオススメな本紹介

摂食障害とは「うつ病から摂食障害になった経験から学んだこと」とオススメな本紹介

こんにちはカズです。


前回、うつ病についての記事を紹介しました。

うつ病からの復活「うつ病を経験した僕が伝えたいメッセージ」壊れる前に

 

今回はうつ病から摂食障害を起こした僕の経験と有効だった治療法を紹介したいと思います。

この記事で誰かの救いになれば幸いです。

 

 

そもそも摂食障害とは

・摂食障害とは食行動(食べる・飲む)を中心に問題が発生する病気です。

摂食障害は主に神経性痩せ症・神経性過食症・過食性障害があります。

僕自身は拒食症から過食症になりました。

 

神経性痩せ症について

・身体症状

神経性痩せ症では体重や体型について感じ方が異常になり、痩せているのに太っているように見え食事を制限しようとします。

その反動から過食になる方もいます。←(僕自身これでした。)

ただこの場合に大量の下剤服用や口に指を入れて無理やり嘔吐して体重の増加を防ごうとします。

また痩せているのに活発に運動して消費カロリーを多くしてさらに痩せようとしますが、すでに痩せすぎの場合、筋力低下、低血圧、心拍数低下、低体温、便秘と体への負担がすでにあるので運動が危険を伴うこともあります。

過食や嘔吐がある場合は手に吐きだこや唾液腺が腫れます。さらに嘔吐や下剤を大量に服用するので電解質異常を起こしたり、腎機能異常もみられます。

 

・精神症状

精神面ではやせすぎの影響からうつ、不安、食へのこだわりが強くなったりします。痩せていることを実感して満足感を得られますが自尊心は低下しています。自分では痩せていると思っていないので、痩せすぎや食事の拒否を周りの人から心配されたり怒られたとき、その人たちとの関係が悪化することもあります。

痩せすぎからの体力低下に伴い、学業や仕事への悪影響がみられ日常生活にも支障がでてきます。

 

身体・精神的症状まとめ

・疲れやすい、筋力低下 ・食欲低下 ・人と交流したくない

・冷え性、低体温 ・便秘  ・仕事の能力低下

・心拍数低下 ・こだわりが強くなる

・低血圧 ・不安やイライラ感

 

なぜ発症するのか

ダイエットを機に発症する人が多く(僕自身もです)、ダイエットでうまく体重を減らすことが成功した時の達成感や充実感が得られ周囲の人からもダイエットを褒められると、さらに減量を追及してしまい極端な食事制限や偏った食事を行い結果、低栄養状態となります。

また無理なダイエットの反動として」過食に走り、拒食と過食の繰り返しで病気が長期化します。

僕自身もダイエット成功から体重を減らすのが目的になり、毎日風邪をひいてもランニング30分

食へのこだわりはお菓子、白米、揚げ物、ネットにカロリー記載のないものは禁止。基本、野菜だけ少量とみそ汁が主食でした。

体への負担も大きく髪が抜けたり、貧血にもなり動くのが億劫になりました。

そして過食衝動になってからは吐きそうになるまであらゆるものを食べました。

その結果、病気が長期化し一年以上完治にかかりました。

 

治療について

治療については認知行動療法や家族療法などの心理療法が有効的とされています。

薬を服用する薬物療法では一時的な精神的安心感はありますが、問題が解決はしないと思います。

本人が受診したくないという気持ちはよくわかりますが勇気を出してご家族に相談の上、診察を受けてみましょう。

低栄養状態で低体重だということを正しく知ることが治療の第一歩です。いきなり三食しっかり食べることは難しいので朝食だけなど一日一食はバランスよく食べるなどしてみましょう。

食事量については主治医に相談し、「食べたいけど体重の増加が怖い」といった戸惑いがでたときも相談しましょう。

僕も最初は不安でいっぱいでしたが、いきなり体重が増えることもないことを知って徐々に普通の食事に慣れていきました。

それと僕は料理動画や本を読んでいるとき、家族と話をしているときが落ち着いていたのでそれもオススメです。

ちなみに僕が読んでいた本です。

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まとめ

僕は鬱からいわゆる拒食になり過食になるという経験をしました。

毎日何を食べるか、これは何キロカロリーなのか、体重が300g増えても焦って断食したり、熱があってもランニングしてました。

鏡を見ても太っているように見え、痩せすぎていると言われても納得できずさらにダイエット。

このような日々で体も心もボロボロでつらい日々でした。

今、神経性痩せ症で悩まれている方はゆっくり、ゆっくりと普通の食事に慣れましょう。

焦らず徐々にが大切です。

 

次は神経性過食症について書きます。

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